そんな疑問をお持ちではないですか。
Webライター駆け出し当初は中々提案にも通過せず、折角ありついた仕事も中々報酬が増加しないもの。
私も作業時間が多い割に中々収入が増加しない案件に最初は悩んでいましたが、打開策としてヒントにしたのが友人であるホストの売り上げ術。
結果として爆発的な売り上げは上がっていないものの、時間にゆとりを持てる案件を受けつつ当ブログのような積み上げを行う時間を確保する事ができました。
そこで実際にWebライティングで収入を増加させるためのヒントとして、ライターとは異業種であるホストの売り上げ術を共有。
そんな売り上げ術から低価格報酬業務から抜け出す思考法として、当記事に興味を抱いた方は是非一度参考にしてみてください。
Webライティングにおける、基本的な収益の上げ方
ホストの売り上げ戦略を紹介する前に、Webライターとして収益を上げていく王道戦略をおさらいしましょう。
周囲に認知された、基本的なステップは以下の3点となります。
- 5社のクライアントから仕事を受ける
- 価格交渉
- 失敗+上がらない場合、新たに営業
この③パターンをループさせ、トーナメント形式で選別を行い続ける方法です。
1〜2社のクライアントのみに収入を依存するのは、いざ切られた時収入源が断たれた時に収入源を失うため非常に危険。
そのため複数のクライアントから、分散して収入を得る方法がリスクも分散される点から推理されています。
…と、ここまで簡単に原理は説明しましたが、いざ実践を行うと継続案件が中々獲得出来ずに非常に大変な思いをするのも事実。
やっと漕ぎ着けた案件も、項目ごとの文字数が制限され筆記に非常に時間を要したり想定文字数以上の文字数を強要され1文字1円以下の報酬になったりする事も。
そこで立ち止まっている時に参考にしてみたい、友人から教わったホストの売り上げ術を参考にしてみましょう。
現役ホストに聞いた、理想的な収益の上げ方
現役ホストである友人に聞いた、理想的な収益の上げ方は以下の通りとなっております。
- 常連客を付ける
- エース(太客)を5人まで選別する
- 内部で巧く競わせる
- 5人のうち、最下位と新規顧客をチェンジ
こうして並べてみると、Webライターと通じる点が多いのではないでしょうか。
ホストもまた基本的に1人の太客に依存するのは、ライターと同じく収入先を依存するので非常に危険。
そのため特にお金を落としてくれる太客を5人に絞り、エース(1番の太客)を競わせるのがホスト流の王道の稼ぎ方です。
…と説明するのは簡単ですが、5人の太客を獲得するまでの努力が修羅の道で多くのホストは固定客を付ける事ができずに後を去ります。
そこで大きな存在となるのが、既に顧客を獲得している先輩の存在です。
ホスト業界から学ぶ稼ぎ方、内部戦略
ホスト業界では友達など、指名客がお店に連れてきたお客さんを「枝」と呼びます。
既にホストでお金を使ってくれる、お客さんの密接な繋がりを持ち共通点の多い友達である「枝」。
何処から来たか分からないような新規のお客さんと違い、太客へと化ける可能性が非常に高い貴重な層です。
勿論先輩も2人を同時に対応する訳にはいかないので、枝を誰かに任せる必要があります。
そんな貴重な存在である枝のお客さんを、後輩に振る事を業界用語で「枝を振る」と言います。
そして枝を振ってもらうためには、先輩に如何に気に入られるかが勝負の分かれ道。
また枝はいつ出現するか分からない存在なので、常に出社は当たり前で先輩をマークし続ける必要があります。
そこでは後輩ホスト達が、如何に先輩に気に入られるかという闘いが繰り広げられているんだとか。
それはさて置き、先輩ライターと人脈を築き仕事を振ってもらう戦略もライターに通じるものがあるかもしれません。
ホスト業界から学ぶ稼ぎ方、外部戦略
①ナンパ戦略
稼いでそうな女の子が集まる街で、ひたすら声をかけまくる方法。
「新宿スワン」を読んだ事がある方は、イメージが湧きやすいかもしれません。
利点としては内部戦略とは全く関係のないお客さんを呼び込めます。
なので「枝」や「ネット集客」で出会えないような新規顧客層を、開拓できる可能性を秘めている点です。
デメリットとしては無差別に声かけを行うため、非常に時間を消耗するという点が挙げられます。
また街の色に大きく左右されるため、入念なリサーチを行った上で決行しなければ完全に無駄足となってしまいます。
ライターに置き換えてみると各メディアへ営業を行い、新規層を開拓する感覚に近いのかもしれません。
②ネット集客
Twitter等のSNSやマッチングサービスを利用したり、発信活動を続けてネット上の顧客層を取り込んだりする手法がネット集客。
ライブ配信を続けてファンを獲得するという手法も、近年では勢いを上げているようですね。
ファンを作り出す手法としては、特に費用も掛からず手軽に始めることができるのがネット集客の大きなメリットです。
デメリットとしては成果を獲得するまでに長期間を要する事と、発信活動を続ける忍耐力が試される集客方法です。
ライターで例えると、ブログやSNSから仕事を獲得する感覚に近いのかもしれません。
ホスト業界から学ぶ稼ぎ方、ブランディング編
ブランディングとは「この人だから」「この会社の商品だから」という理由で購入させる究極のマーケティング手法です。
「○○と言えばこの人」「○○と言えばこの商品」というイメージを認知させ、すり込ませた上で購買へと結びつけます。
「椅子に座る」という表現や、「顧客との約束」とも表現されますね。
例えばiPhoneユーザーは、何故中華製デバイスを使用しないかと言えば「Apple製品だから」という理由が主な理由でしょう。
「同じ性能」「同じ機能」「同じ価格」という、スマホとiPhoneを並んだ机を想像してください。
好きな方を持ち帰って良いと言われたら、多くの方が選ぶのがiPhoneではないでしょうか。
理由は何故か、「世間から認知され、一定の価値が約束されているApple製品だから」です。
これが選ばれるマーケティング手法「ブランティング」。
勿論ブランティングは商品だけではなく、接客という商品を取り扱う人でも応用が可能です。
ホストの場合は○○系キャラと自分というキャラクターを徹底的に演じ、個性を爆発させるブランティングが用いられます。
その他大勢の人間ではなく突き抜けた個性でファンを獲得し、お客さんから選ばれる存在になる…それがブランティングです。
このようなホスト流の収入の上げ方は、ライターにも共通点が多いのではないでしょうか。
決して楽ではないWEBライターで足を止めてしまう時は、ホスト流の稼ぎ方を参考にすると学びが多いのかもしれません。
因みに女性をそれだけお金を使わせる為に、ホストは特別なスキルを持たない女性にどうやって大金を稼がせるか…
その話は当記事では触れないので、後は想像にお任せします。
続けていて苦痛なお客さんは断って良い
ホストは業務以外でも、常にお客さんに振り回がち。
中には突然呼び出されて、家政婦と勘違いしてるような対応を迫られたりする事もあるんだとか。
やはり度が過ぎた対応を要求してくるお客さんは、断ってしまう事が多いようです。
Webライティングでも案件を受け持っていると必ずと言っていい程、以下のような仕事を請け負う事になります。
- 純粋に筆記が辛い
- クライアントが高圧的
- 返事がない
ここで肝心なのが以上3点のような事を察したら、自分から仕事を切ってしまって良いという点。
折角取引先が選べる副業で、使命感に駆られて社畜状態に戻るというのは本末転倒です。
自分で仕事を取ってきて、自分で仕事を選べるというのもWebライティングの大きなメリット。
そして不思議と自分から仕事を切ると、良待遇なクライアントとご縁が結べるというのも実際に体験しております。
ただし仕事を終了するタイミングは契約期間終了時や、納品後に終了報告を行うようにしましょう。
特に、仕事を途中でほっぽりだして終了するなんて論外です。
信頼は積み上げるのは途方もない時間が掛かりますが、失う時は一瞬。
いくら苦痛な仕事を受け持ったとはいえ最低限のマナーを弁えて、契約を終了するように心がけましょう。
異業種からも仕事のヒントを得つつ、更なる高みを目指そう
ホスト業界から学ぶ、Webライティングの売り上げ戦略について最後に振り返っていきましょう。
- 複数のお客さん(クライアント)から収入源を作り、リスクを分散させる
- 先輩から気に入られ、「枝」を振ってもらう
- ナンパのような直接営業で、市場に出回らないようなお客さん(クライアント)を獲得する
- 発信活動により、ネット上でお客さん(クライアント)を獲得する
- 続けていて苦痛な案件は断って良い
全く異なる異業種であるホストとライターの売り上げ戦略を並べてみると、意外に共通点が見つかり学びが得られるのではないでしょうか。
ライター1本に囚われて、売り上げが伸び悩む時期へ突入した場合は他業種を見渡してみると意外と打開策が見つかるかもしれませんよ。
また当ブログでは実際にWebライターとして活動している私が得たノウハウや役立つ情報を共有しています。
興味がある方は、是非以下の記事も参考にしてみてください。
Webライターについての詳細については、以下の記事で解説しています。
最後までご視聴有難う御座いました。