こんな疑問や悩みをお持ちではないでしょうか。
2022年11月10日からシステム改正により、Uber Eatsで導入が始まったPPDD(他店舗同時配達)。
出前館やwoltといった他社サービスで導入されていた仕組みですが、Uber Eatsでもついに導入が開始されました。
そこで気になるのはPPDDの概要や、PPDDが導入されたことによりどのような影響が発生するかどうかではないでしょうか。
- Uber Eatsで2022年より開始されたPPDDの概要
- 報酬低下に繋がる3つの理由
- 複数登録で検討したいデリバリーサービス
以上の項目について解説しているので、PPDDの概要や発生する影響が気になっている方にピッタリな内容です。
Uber Eatsで2022年より開始されたPPDDの概要
Uber Eatsで導入されたPPDDの概要について、以下の項目を深掘りしていきます。
- 2022年11月10日より他店舗のダブル配送が開始
- PPDD実際に活動してみた結果、PPDD案件だらけという事態
- 閑散期は受け付け・繁忙期は拒否が無難
以上の内容について、それぞれ順を追って解説していきましょう。
2022年11月10日より他店舗のダブル配送が開始
Uber Eatsでは2022年11月10日より、複数の店舗で同時にピックアップと配送を行うPPDD(他店舗同時配達)が開始。
以前まではダブルピックは、1つの店舗で2件の配送が行われる仕組みが一般的でした。
ですがPPDDの導入により、一度に2件分の店舗で受け取りを行い同時に2件配送を行えるように変更。
Uber Eatsの狙いとしては、少数の配達パートナーで多くの注文を捌いてもらうのが狙いの仕組みだと推測されます。
実際に活動してみた結果、PPDD案件だらけという事態
トラブルに巻き込まれた際に強いストレスを感じる都合上、私自身は余裕をもつためダブルピックはあまり受け取っていません。
ですがダブルピックで受付を行う選択肢が増えた都合上、事実的なダブルピックの確率が根本的に上昇してしまいました。
またPPDD導入後より明らかに鳴りが悪くなっている実情から、以前のように1件ごとに配送を行う注文が激減している様子。
そのため私のようにダブルピックはトラブル対策に極力受けていない配達パートナーにとっては、控えめに言って改悪と言わざるを得ない仕様になってしまいました。
閑散期は受け付け・繁忙期は拒否が無難
PPDD導入後の立ち回りとしておすすめしたいのは、閑散期など注文数が少ない時には積極的に受け付けて繁忙期に拒否するというスタイル。
理由としてはUber Eatsでは他社サービスと異なり、2件同時配送はトラブルリスクに対して報酬の旨みが少ないため。
他社サービスと異なりUber Eatsでは調整金といった報酬が発生するものの、ダブルピックの場合では実質配送料が300円以下になることも珍しくありません。
また悪天候時など繁忙期では都心で活動している場合、上記のような高単価の案件を回していく方が高時給を達成しやすくなります。
そのためPPDDへの対策としては繁忙期では高単価案件以外を拒否し、閑散期やクエスト消化で受け付けるというスタイルで立ち回るのがおすすめです。
報酬低下に繋がる3つの理由
PPDDの概要を紹介していきましたが、配達パートナーにとっては実質的な報酬マイナス改正となります。
そんな報酬低下に繋がる理由について、以下の3項目を深掘りしていきます。
- Uber Eatsは他社サービスと異なり2件目の単価が安い
- 安い単価でも活動したい配達パートナーに案件が全て総取りされる
- トラブルに巻き込まれやすい
それぞれ順を追って概要を解説していきます。
Uber Eatsは他社サービスと異なり2件目の単価が安い
結論としてUber Eatsは、1件毎に1配送としてカウントされる他社サービスと異なり、ダブルピックは単価が安い傾向が強いサービスです。
場合によってPPDDは1件配送の最低報酬額である300円を下回る可能性も高く、非常に効率が悪くなってしまいます。
そのためダブルピックを受けるほど効率が悪くなり、結果として労力の割には報酬額が安くなってしまうことも。
加えてダブルピックでトラブルが発生すると関係ない注文者まで巻き込まれてしまう都合上、配達パートナーに強いストレスが掛かってしまいます。
気軽に配送を行えるメリットが最大の魅力であるUber Eatsの魅力が、残念ながら半減してしまう改正とも言えるでしょう。
安い単価でも活動したい配達パートナーに案件が全て総取りされる
PPDDが導入されたUber Eatsでは、安い単価でも活動したい配達パートナーが注文を総取りする仕組みになっています。
その結果として注文依頼である鳴りが非常に悪くなり、ダブルを極力受け付けたくない配送パートナーに仕事が回ってきません。
完全成果型の報酬制度が採用されているフードデリバリーで効率を下げてしまう最大の要因は、1円も発生しない鳴らない時間です。
そのため安い単価でも活動したい配達パートナー自身や、ダブルを避けたい配達パートナーも双方の時間効率が大きく低下してしまいます。
つまりPPDDは配達パートナーの報酬を事実上下げてしまう要因とも考えられる改悪のため、マイナスの側面が強い仕組みだと考えても良いかもしれませんね。
トラブルに巻き込まれやすい
Uber Eatsに限らず2件同時に配送を行うダブルピックは、受け渡し商品の間違えといったトラブルが発生する確率が高くなってしまいます。
更に同時に2件の注文者へ対応する都合上、1件でもトラブルが発生すると立て続けに2件目の注文者にも配送時間が遅れるといったトラブルに巻き込まれることも。
そのため1件毎に配送を行うスタイルと比較すると、PPDDの導入によりトラブルに巻き込まれる確率が非常に高くなってしまいます。
余談ですがフードデリバリーではトラブルの発生頻度次第で、突然身に覚えのないアカウントの停止といったリスクに晒されています。
各フードデリバリーサービスは登録まで数日程度掛かる場所が殆どで、事前登録を済ませていなければ活動できるまでの数日分が無駄になることも。
同時登録におすすめのフードデリバリーサービス
Uber EatsPPDD導入の概要を解説したところで、一度検討を行いたいのが複数デリバリーサービスの登録です。
理由としては配送回数を回しすぎてクエストのハードルが上がるのを防ぐための逃げ口や、閑散期の同時オンラインによる仕事受注率UPを目論むことができるため。
特に国内トップシェアを誇るUber Eatsと出前館の二刀流は、各首都圏では登録が必須とも言えるサービスとなっております。
また地域によりシェア率が高いサービスがそれぞれ異なるため、活動予定のエリアで複数サービスを利用して稼ぎやすいサービスを模索してみては如何でしょうか。
- 出前館
- wolt
- menu
それぞれ順を追って紹介していきましょう。
出前館
LINEを始めとした企業各社から合計800億円の資金調達に成功し、2021年より高額報酬で配達員を囲い込んでいるのが出前館。
出前館では1回あたりの高額報酬が魅力で、過去に開催されたキャンペーンの中では、数あるサービスの中でも最高価格という驚愕の報酬額が発生していました。
また調達した資金で不評の配送アプリ改善を行うなど、着々と改善が続いているフードデリバリーサービスとなっております。
さらに詳しい詳細は以下の記事で概要を解説していますので、興味がある方はご参考ください!
wolt
サービスの手厚さと高報酬で密かに高い人気を誇る、オシャレなロゴが目標となる北米生まれのフードデリバリーサービスが「wolt」。
元々は北欧を中心に展開するデリバリーサービスwoltですが、2021年より米国トップシェアのDOORDASHが買収。
woltブランドは継続しつつ日本国内で勢いを高める、今後注目のデリバリーサービスとなっています。
米国ではダッシュマートと呼ばれる独自コンビニを展開しており、フード以外の配送にも注力している世界企業です。
またwoltではツルハドラッグやCOSTCO等との提携も続々と行われており、双方の独自サービスから一気に拡大する可能性を秘めたサービスとなっております。
また地方エリアによってはUber Eatsや出前館を凌ぐ注文数を誇る地域も存在するため、フードデリバリーで活動するのであれば複数サービス登録の選択肢として検討してみては如何でしょうか。
menu
スマホゲーム開発事業を手掛ける「レアゾン・ホールディングス」が運営する国内産フードデリバリーサービスが「menu」。
「menu」は服装や規約が比較的緩いフードデリバリーサービスで、出前館のような堅苦しい雰囲気が苦手な方に最適なフードデリバリーサービスです。
服装だけではなく配達バックも特に制限を設けられていないため、複数登録として非常に相性の良いサービスとなっております。
また「menu」ではマッハバイトを経由することで最低5,000円のキャッシュバックを獲得することが可能です。
そんなマッハバイトを通じて「menu」に登録する方法については、以下の記事で概要を紹介していますので興味がある方は参考にしてみてください。
Uber EatsのPPDD(他店舗同時配達)概要まとめ
最後にUber EatsのPPDD(他店舗同時配達)概要について、まとめていきましょう。
- 2022年11月10日より複数の店舗で同時にピックアップと配送を行うPPDD(他店舗同時配達)が開始
- PPDDの導入により、一度に2件分の店舗で受け取りを行い同時に2件配送を行えるように
- ダブルピックで受付を行う選択肢が増えた都合上、事実的なダブルピックの確率が根本的に上昇
- 1件毎に1配送としてカウントされる他社サービスと異なり、Uber Eatsのダブルピックは単価が安い傾向が強い
- 1件でもトラブルが発生すると立て続けに2件目の注文者にも配送時間が遅れるといったトラブルに巻き込まれる
- 安い単価でも活動したい配達パートナー自身や、ダブルを避けたい配達パートナーも双方の時間効率が大きく低下
Uber EatsのPPDD(他店舗同時配達)概要を知りたい方は、参考としてお役立ていただけたでしょうか。
好きな時間に、好きなタイミングで働くことが可能な画期的なサービスを生み出したUber Eats。
PPDDで改悪されたものの高い認知度による安定した仕事の受注数が魅力で、フードデリバリーで稼ぐには登録は必須とも言えるサービスです。
登録自体は完全に無料なので、まずはUber Eatsの登録を済ませ利用感を確かめた後に他社サービスの利用を検討してみては如何でしょうか。
その他Uber Eatsの詳しい詳細に関しては、以下の記事で概要を紹介していますので興味がある方は参考にしてみてください。