こんな悩みをお持ちではないでしょうか。
動画配信者と切り抜きチャンネル運営者の双方でメリットが大きいため、近年人気が急上昇中の切り抜き動画。
ですが気になるのが、実際に切り抜きチャンネルを始めるにはどうしたら良いかではないでしょうか。
そこで実際に切り抜きチャンネル運営を行い200投稿以上行ってきた私が、切り抜き動画の始め方について詳細を解説。
- はじめに確認したいこと
- YouTubeの投稿準備
- 使用ツール・サイト
以上の項目について解説しているので、これから切り抜き動画を始めてみたい方にピッタリな内容です。
はじめに確認したいこと
切り抜き動画を作成する前に、はじめに確認しておきたい項目は主に以下の3つです。
- 配信者が切り抜きを公認しているかを確認
- YouTuber毎のガイドラインを確認
- 申請フォームを確認
以上の内容について、順を追って解説していきましょう。
配信者が切り抜きを公認しているかを確認
切り抜き動画を始めるにあたり、真っ先に確認する必要があるのが配信者が切り抜きを許可しているかどうか。
そのためYouTuberなら誰でも切り抜き動画を作って良い訳ではない上に、著作権や肖像権と言った違法問題になるため要注意。
また切り抜き動画自体を許可していても、収益が分配されないYouTuberも存在する等配信者によりスタイルは様々です。
例えば論破王として名高い「ひろゆき」さんを例に上げると、収益はチャンネル運営者と50%の配分率を採用しています。
そのため切り抜き動画を始める前には「切り抜きを許可」と「収益」は、最初に押さえておくべきポイントの1つでしょう。
YouTuber毎のガイドラインを確認
収益分配だけではなく、使用許可が出ている動画や切り抜き動画の投稿上のルールなども各YouTuberによって異なります。
そのため切り抜き動画を投稿する前には、必ず各YouTuberが切り抜き動画投稿者向けに公表しているガイドラインが無いか確かめてみましょう。
また動画投稿の管理はYouTuber本人が行っているわけではなく、代行会社や事務所が管理しているケースも存在します。
例えば「ひろゆき」さんの場合は、「ガチェット通信」という運営代行会社に切り抜き関係は丸投げしているんだとか。
ガチェット通信:https://getnews.jp/mcn/kirinuki
そのため切り抜き動画を始めるためには、各ガイドラインの存在確認などを徹底して準備を行いましょう。
申請フォームを確認
切り抜き動画の投稿を行う前には、事前に申請フォームなどの確認を行いましょう。
申請フォームを通じて動画を投稿していない場合には、仮に収益化されても報酬を受け取れないだけではなく最悪著作権に違反することも。
参考として「ガチェット通信」が担当している切り抜き可能なYouTuberの投稿フォームは、公式HPから確認することができます。
ガチェット通信:https://getnews.jp/mcn/kirinuki
YouTubeの投稿準備
切り抜き動画を始まる前に確認したい項目を解説したところで気になるのが、YouTubeの投稿準備ではないでしょうか。
そこで切り抜き動画を始めるための投稿準備について、以下の3項目を紹介していきます。
- Googleアカウントの準備
- チャンネル開設
- 必要に応じて各SNSの準備
以上についても、詳細を解説していきましょう。
Googleアカウントの準備
切り抜き動画を始めるためには、通常のYouTubeと同様に自身でチャンネルを開設する必要があります。
手順として、まず最初に行うのはGoogleアカウントの準備です。
作成方法は日々アップデートされていくため、最新情報をご確認下さい。
既にGoogleアカウントを所有している場合には、チャンネル登録から始めましょう。
チャンネル開設
Googleアカウントの準備ができたら、YouTubeの設定画面よりチャンネル開設の設定を行います。
YouTube内の自身のアイコン部分の設定から変更することができ、スマホの場合はPC画面に切り替えることで変更が可能。
チャンネル開設には、大きく分けて以下の二種類を解説することが可能です。
- デフォルトアカウント
- ブランドアカウント
デフォルトアカウントの場合、Googleアカウント開設時の名前がそのままチャンネル名になってしまいます。
そのため切り抜き動画を始める場合には、新たにブランドアカウントを作成して好きなチャンネル名を付けるのが無難です。
必要に応じて各SNSの準備
チャンネル運営を行うのであれば、必要に応じて用意したいのがTwitterやTikTokといった専用のSNSアカウント。
理由としては自身のチャンネル宣伝が行えるだけではなく、同業の切り抜きし達とのコミニティに加わることが可能なため。
また専用アカウントを解説しておくことで、先駆者の切り抜き師達だけの情報を収集できるアカウントとしても機能します。
特に切り抜き動画は近年流行しだしたばかりの領域なので、YouTubeのアルゴリズムにも大きく影響を受けるため常に最新情報を収集する癖をつけるようにしましょう。
使用ツール・サイト
切り抜き動画の登校準備を整えたところで気になるのが、動画編集で使用するツールの数々ではないでしょうか。
そこで切り抜き動画を作成するために使用するツールの一例を、大きく以下の3ジャンルを深堀りしながら紹介していきます。
- 動画抽出・編集ツール
- 字幕作成ツール
- サムネイル作成ツール
それぞれ順を追って概要を解説してきましょう。
編集ツール
まず絶対に必要なツールが、動画のカットや合成を行うための動画編集ツールです。
使用する編集ツールの一例としては、以下のようなものが挙げられます。
- iMovie(無料)
- Filmora(無料)
- Final Cut(有料)
- Adobe Premiere Pro(有料)
有料と無料の主な違いは編集の柔軟性で、有料版であればテロップの位置や動画のサイズ変更など制限に囚われず柔軟な編集が可能です。
有料・無料と2種類存在しますが、今後動画編集スキルを体得したいと考えているのであれば有料ツールを利用しましょう。
特にAdobePremiere Proは、動画編集の仕事を受諾するためには指定ツールにされていることも珍しくありません。
どうしても…と言う場合には1ヶ月の無料体験で気合で覚えきるつもりで使用し、無料ツールに移行するのも手でしょう。
その場合は「Movie Hack」といったオンライン教材を利用し、無料体験期間内で頭に叩き込むと案件獲得もスムーズになりリターンが大きいので検討してみても良いかもしれませんね。
またiMovieであればiPhoneやiPadなどを利用して無料で編集することも可能ですが、基本的にはパソコンを準備がおすすめです。
パソコンは可能な限り高スペックであることが推奨されますが、短い動画が中心であればメルカリで中古のMacBook Airを4万ぐらいでポチれば作成自体はできます。
※参考として筆者は2017年版のMacBook Airを利用していますが、快適とはいえませんが切り抜き動画自体は作成可能でした。
有料ツールを使用するのであれば、最初に初期投資と割り切りMacBook Air 2020辺りの導入がおすすめです。
2020年以降のMacBook AirはM1チップが搭載されたことにより、従来のMacBook Pro並の性能を低価格で実現。
動画編集だけではなく、デザインやプログラミングまで幅広いクリエイター志望に最適なマシンとなっています。
動画抽出・字幕作成ツール
動画編集を行う上で必然的に必要なのが、切り抜き元の動画を抽出するツール。
切り抜き動画を作成するためには、一度自身のパソコンに切り抜きたい動画を保存しなければいけません。
YouTubeの場合は、以下のサイトで簡単に保存することが可能。
切り抜きたい動画のURLを入力するだけで動画の保存が可能で、ブラウザ上にて無料で利用することができます。
また動画編集ソフトでも字幕の入力が可能ですが、AIを用いて更に効率化したい場合におすすめなのが「字幕作成ツール」。
ひろゆきさんやDaiGoさんのように、元々字幕がない動画を投稿している発信者とは特に相性の良いツールでしょう。
サムネイル作成ツール
投稿した切り抜き動画を大勢に見てもらうために必要なのが、一発で魅力を伝えるために必要となるサムネイルの作成。
サムネイルのクオリティにより視聴回数が左右されるなど、YouTube運営においては必要不可欠とも言えるデザインスキルです。
そんなサムネイルを作成する方法としては、以下のツールを利用する方法などが挙げられます。
- Camva(無料)
- Perfec tImage(無料)
- Photoshop Mix(無料)
- Photoshop(有料)
また画像から人物だけを切り抜きたい場合は、以下のリンク先で加工することができます。
加えて更に再生数を伸ばす方法を追求するのであれば、コピーライティングと呼ばれる専門スキルも必要となります。
コピーライティングは複数の書籍を購読し、実践することで初めて身につく能力なので専門書でのスキル習得がおすすめです。
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以上のようにサムネイル作成は突き詰めると専門WEBデザイナーとして収入を得れるほど、専門的な奥深い作業となります。
切り抜き動画の運営で必然的にデザインスキルが養われるのも、切り抜きチャンネル運営を行うメリットではないでしょうか。
また動画編集ツールと同様に、デザインスキルで収入を得る場合にはPhotoshopが指定ツールとして採用されている案件が多いのが現状です。
今後デザインスキルも学んでいく場合には、無料体験期間に全てを覚えきるつもりでAdobeソフトを利用が推奨されます。
無料体験期間内に全てを覚えるつもりであれば、デザインスキルを効率的に学べる「DesignHacks」といった、オンライン教材の検討してみても良いかも知れませんね。
実際に切り抜きチャンネルを始め方まとめ
最後に実際に切り抜きチャンネルを始め方について、まとめていきましょう。
- 真っ先に確認する必要があるのが配信者が切り抜きを許可しているかどうか
- 使用許可が出ている動画や切り抜き動画の投稿上のルールなども各YouTuberによって異なる
- 切り抜き動画の投稿を行う前には、事前に申請フォームがないか確認
- 通常のYouTubeと同様に、自身でチャンネルを開設する必要がある
- 動画抽出・編集ツール・字幕作成ツール・サムネイル作成ツールを導入し作成を行う
切り抜きチャンネルのはじめ方に興味がある方は、参考としてお役立て頂けたでしょうか。
動画投稿者と切り抜きチャンネル運営者の共に利益を享受できることから、近年高い人気を誇っている切り抜き動画。
ですが切り抜き動画運営を始めるには、現在検索で得られる情報が限られており自身で1から調べる必要があります。
そんな方々のために、当記事がお役立て頂ければ幸いです。
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