こんな疑問や悩みをお持ちではないでしょうか。
近年人気急上昇中の切り抜き動画ですが、自身で運営して時間と場所に囚われずに稼いでいきたい方が気になるのが運営に関する注意点。
そこで実際に切り抜き動画を運用していた私が、切り抜き動画を運営する注意点について詳細を解説。
- 切り抜き動画で押さえたい注意点
- 運営初期に理解しておきたいこと
- 始める前に押さえておきたい運営リスク
以上の項目について解説しているので、切り抜き動画運営の注意点が気になっている方にピッタリな内容です。
切り抜き動画で押さえたい注意点
切り抜き動画で押さえておきたいポイントは、主に以下の通りです。
- 切り抜き許可が出ている配信者か確認
- NGワードに注意
- まぜるな危険
以上の内容について、順を追って解説していきましょう。
切り抜き許可が出ている配信者か確認
切り抜き動画の運営を行う上で押さえておきたいのが、許可が出ている配信者かどうかの確認。
YouTubeの配信者は誰でも切り抜きが行えるわけではなく、切り抜きの許可を告知している人しか切り抜き動画は作れません。
そのため切り抜き許可の出ていない配信者で、勝手に切り抜き動画を作成すると収益化できないだけではなく最悪の場合裁判沙汰になることも。
切り抜き動画を作成するには、少なくとも配信者が切り抜き動画作成を許可しているかどうかは最低限確認が必要でしょう。
NGワードに注意
切り抜き動画の作成で押さえておきたい項目として、注意したいのがYouTubeの規約違反に触れるNGワード。
再生数を稼ぐために過激なタイトルを付けがちな切り抜き動画ですが、見逃していると後で手痛い思いをすることも。
そんなYouTubeでのNGワードの一例としては、以下のような内容が挙げられます。
- 死、自殺
- 暴力、いじめ
- 事件、戦争
- ドラッグ、タバコ
- 兵器、テロ
- エロ
基本的にはテレビで放送できないようなワードは、一発NGと考えれば分かりやすいかもしれません。
具体例としては「童貞」「死ぬほど〜」「殺したくなるほど〜」「S○X」「イスラム国」などが、NGワードの一例となります。
少々過剰にするほど再生回数が回りやすい傾向が強いYouTubeですが、度が過ぎると警告がくるため禁止ワードには十分注意しましょう。
混ぜるな危険
切り抜き動画は基本的に配信者1人につき、1チャンネルです。
そのため複数の配信者を混ぜての運営は、収益化の承認が降りない可能性が非常に高いため注意しましょう。
ですが1人で複数人の配信者の切り抜きを複数チャンネルで行う分には、それぞれの規定に従って申請を行うなどの処置を行えば可能です。
ただし著名人とのコラボ動画などは、事務所や肖像権といった問題が絡む以上取り扱わないほうが良いでしょう。
運営初期に理解しておきたいこと
押さえておきたい注意点を紹介したところで、運営初期に理解しておきたいポイントについても紹介していきます。
- 後発ほど不利
- 大量のライバルが出現する
- 配信元が投稿しなければネタがない
以上についても、詳細を解説していきましょう。
後発ほど不利
切り抜き動画運営は、基本的に後発になるほど不利になります。
理由としては後発の切り抜き動画が増えるほど、先駆者の動画が関連に表示されやすくなるため。
加えて動画を投稿し続ける時間的な格差も生じるため、後発であるほど伸ばすためには必要以上の苦労が伴います。
ただし逆に言えば新規に切り抜きOKが告知されたYouTuberは、スタートラインが皆同じなので非常に狙い目とも言えるでしょう。
そのため新規に切り抜き許可を発表したYouTuberは、切り抜き動画運営では積極的に狙うのも戦略の1つかもしれません。
大量のライバルが出現する
残念ながら切り抜き動画は作業自体は非常に簡単なため、誰でもできる仕事の典型例です。
全てのビジネスの共通点ですが誰でもできて稼げる仕事は、あっという間に大量のライバルが出現するため、その中で勝ち続ける必要があります。
特に有名人であればあるほど同時に大量のライバルが出現するため、その中で勝ち続けなければいけないという意識を持ちましょう。
配信元が投稿しなければネタがない
切り抜き動画の意外な盲点が、配信元の投稿が無ければ切り抜くためのネタがないというトラブルも存在します。
純粋に切り抜くための素材がなければ、切り抜き動画を続けることができないため動画投稿を続けるには非常にネックとも言えるでしょう。
一例として完全に著作権をフリー開放していると宣言している、ビジネス系インフルエンサー「マナブさん」の場合2021年時点でYouTubeの活動は停止しています。
そのため配信元の活動が停止した場合、必然的に切り抜き素材が無いため投稿し続けるのが難しくなるという点を踏まえて参入を決断しましょう。
始める前に押さえておきたい運営リスク
初期に押さえておきたいポイントを紹介したところで、始める前に押さえておきたい運営リスクについても紹介。
- 切抜元次第でルールが変わる
- YouTube内のアルゴリズム変更
- 悪意のある切り抜き師の出現
以上についても順を追って解説していきましょう。
切抜元次第でルールが変わる
切り抜き動画は配信者によっては、配信者の定めたルールによって切り抜き動画のルールが異なる場合があります。
一例を挙げると某メンタリストさんの場合は、独自の動画配信サービス会員に加え毎月変更されるEDやバナーの挿入が必須でした。
また配信元の炎上によるルールの急激な変更や、中止といったリスクを抱えているため配信元の影響を強く受ける点にも要注意です。
あくまで配信元が黙認しているからこそ成り立つビジネスなので、配信元の気分次第で積み上げたものが消し飛ぶリスクを踏まえた上で挑戦する必要があるでしょう。
YouTube内のアルゴリズム変更
切り抜き動画は、YouTubeのアルゴリズムをハックしているとも言われる運営戦略です。
ネット利用ユーザーの興味がありそうな項目を、一定時間ごとに表示する機能をマーケティング用語で「レコメンド」と呼びます。
この関連動画に乗る仕組みを利用して、大量のチャンネルと動画でレコメンドを乗っ取ることから人気が飛躍。
ですが切り抜き動画によって引き起こされた現象は、YouTubeの運営側にとっては好ましい状況では無い可能性も。
そのためYouTube内の仕様変更により、切り抜き動画が表示されない施策を運営側が打ってくる可能性を秘めているリスクも要注意でしょう。
悪意のある切り抜き師の出現
切り抜き動画では、編集次第ではマスコミのように一部分を強調し改悪する動画を作ることができます。
定期的に過激な動画が発生する理由は、どうしてもYouTube内で再生数を伸ばそうとすると、ある程度過激な表現ほど視聴回数が伸びる傾向があるため。
悪意のある切り抜き師が数多く出現すると、配信元としても切り抜き動画を中止せざるを得ません。
そのため悪意のある切り抜き師が大量に出現するなどで、切り抜きビジネスが破綻するリスクも存在する点に注意が必要です。
切り抜き動画を運営する注意点まとめ
最後に切り抜き動画を運営する注意点について、まとめていきましょう。
- 配信者が切り抜き動画作成を許可しているかどうかは最低限確認が必要
- YouTubeの規約違反に触れるNGワードに注意
- 切り抜き動画は基本的に配信者1人につき、1チャンネル
- 切り抜き動画運営は、基本的に後発になるほど不利
- 誰でもできる仕事の典型例である切り抜き動画は、大量のライバルが発生し勝ち続ける必要がある
- 配信元の投稿が無ければ切り抜くためのネタがないというトラブルも存在
切り抜き動画を運営する注意点を押さえておきたい方は、参考としてお役立て頂けたでしょうか。
動画投稿者と切り抜きチャンネル運営者の共に利益を享受できることから、近年高い人気を誇っている切り抜き動画。
ですが切り抜き動画運営を始めるには、現在検索で得られる情報が限られており自身で1から調べる必要があります。
そんな方々のために、当記事がお役立て頂ければ幸いです。
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