こんな疑問や悩みをお持ちではないでしょうか。
2023年10月から施行されるインボイス制度ですが、配達員が気になるのは今後の影響ではないでしょうか。
- 出前館はインボイス制度登録有無の解答が必要
- 他社フードデリバリーのインボイス事情
- 同時登録におすすめのフードデリバリーサービス
以上の項目について解説しているので、出前館のインボイス事情が気になっている方ににピッタリな内容です。
出前館はインボイス制度登録有無の解答が必要
出前館のインボイス制度の登録事情について、以下の概要を紹介していきます。
- 2023年7月に送付されたメール確認が必要
- 2023年9月29日までに回答がなければアカウント停止
- 回答が必要な内容
以上の内容について、順を追って解説していきましょう。
2023年4月に送付されたメール確認が必要
出前館では2023年4月頃に送付されたメールにて、インボイス対応の有無確認の案内が行われています。
また登録が済んでいない方は2023年7月頃にも案内が行われているため、まだ確認をしていない方はメールをチェックしてみましょう。
出前館ではインボイス制度の登録は任意のため、必ず加入が必要なわけではありません。
ですが、今後インボイスの登録が済んでいない事業者に、何かしらの影響が及ぶ恐れがあります。
理由としてはインボイスに登録していない配達員に支払う報酬が、経費として利用できないためです。
インボイス制度に登録していない配達員が活動し続けると会社の負担が大きくなるため、今後何かしらの施策が行われる可能性があるため注意が必要でしょう。
2023年9月29日までに回答がなければアカウント停止
出前館のインボイス案内メールには、2023年9月29日までに回答がなければ、アカウントが一時停止になると発表が行われています。
そのため、2023年10月1日以降にアカウントが停止し、ログインできない方は過去の案内メールの確認が必要です。
回答が必要な内容
インボイス制度は任意ですが、登録している・していないにも関わらず出前館では回答が必要です。
既にインボイス制度へ登録済みの場合には、登録番号と氏名の入力が必要です。
また登録番号を取得する予定がない場合には、「いいえ」を入力するだけで問題ありません。
他社フードデリバリーのインボイス事情
出前館のインボイス事情を紹介したところで気になるのは、他社のインボイス制度の事情ではないでしょうか。
そこで以下3社のインボイス制度の登録事情についても概要を紹介していきます。
- Uber Eats
- Wolt
- menu
以上についても、詳細を解説していきましょう。
Uber Eats
Uber Eatsのインボイス対応は、主に以下の通りです。
- 配達パートナー各自が任意でインボイス登録
- インボイス制度開始後も消費税を含む報酬が支払われる
- 今後報酬が下がる恐れも?
さらに詳しい案内は、メールでも案内が行われています。
Uber Eatsでは適格請求書発行事業者の登録を行う場合には、ドライバーアカウントより適格請求書発行事業者として登録した際に発行される番号を登録する必要があります。
登録方法はドライバーアプリのメニューより、アカウントを選択します。
その後「税務情報」を選択
表示される必要項目を入力し、免責事項にチェックを入れて送信することで登録を完了することができます。
Wolt
Woltのインボイス対応は、主に以下の通りです。
- 配達員各自が任意でインボイス登録
- Woltは仕組み上、元々報酬で消費税が加わっていない
- インボイス登録後は消費税込みの報酬が支払われる
Woltでは課税事業者としての登録は任意と発表されています。
登録方法は2023年7月31日までに、インボイス制度のご案内メールに添付されたフォームから番号登録を行うことが可能です。
menu
menuのインボイス対応は、主に以下の通りです。
- 配達クルー各自が任意でインボイス登録
- インボイス制度開始後も消費税を含む報酬が支払われる
- 今後報酬が下がる恐れも?
menuでは適格請求書発行事業者登録を行わないクルーに対して、配達報酬から消費税相当額分を減額してお支払いする対応は行わない方針と発表が行われています。
また番号を発行し登録する場合には、アプリのメニュー画面より「登録番号申請」の項目より情報を登録することが可能です。
このようにフードデリバリーでは、突然身に覚えのないアカウントの停止といったリスクに常に晒されています。
各フードデリバリーサービスは登録まで数日程度掛かる場所が殆どで、事前登録を済ませていなければ活動できるまでの数日分が無駄になることも。
そのため事前に登録できる全てのサービスで本人確認を行い、いつでも活動できる体制を整えておくのがおすすめですよ。
同時登録におすすめのフードデリバリーサービス
インボイス登録の事情を解説したところで、他社サービスの事情に関しても簡単に解説していきます。
- Uber Eats
- wolt
- menu
- anyCarry(エニキャリ)
それぞれ順を追って紹介していきましょう。
Uber Eats
日本国内のフードデリバリーサービス先駆者であり、認知度トップの米国企業Uber Eats。
Uber Eatsでは新料金改定により自転車勢が300円報酬に引き下げられる中、バイク配達クルーの報酬に大きな影響が及んでいない印象です。
また他社サービスと異なり国内で長期間運営するノウハウを兼ね備えており、ピンズレなどのトラブルが年々改善傾向に。
2021年には徒歩配送サービスも開始し、リモートワークで運動不足気味の方とも相性が良好です。
加えて料理破損といった補償も手厚く、初めて配送を行う方には特に最適なフードデリバリーサービスとなっています。
これから副収入源を確保したい方に選択肢の一つとして優秀なサービスなので、一度も配送を行った事がない方はこの機会に登録してみても良いかもしれませんね。
その他Uber Eatsの詳しい詳細に関しては、以下の記事で概要を紹介していますので興味がある方は参考にしてみてください。
wolt
サービスの手厚さと高報酬で密かに高い人気を誇る、オシャレなロゴが目標となる北米生まれのフードデリバリーサービスが「wolt」。
元々は北欧を中心に展開するデリバリーサービスwoltですが、2021年より米国トップシェアのDOORDASHが買収。
woltブランドは継続しつつ日本国内で勢いを高める、今後注目のデリバリーサービスとなっています。
米国ではダッシュマートと呼ばれる独自コンビニを展開しており、フード以外の配送にも注力している世界企業です。
またwoltではツルハドラッグやCOSTCO等との提携も続々と行われており、双方の独自サービスから一気に拡大する可能性を秘めたサービスとなっております。
また地方エリアによってはUber Eatsや出前館を凌ぐ注文数を誇る地域も存在するため、フードデリバリーで活動するのであれば複数サービス登録の選択肢として検討してみては如何でしょうか。
menu
スマホゲーム開発事業を手掛ける「レアゾン・ホールディングス」が運営する国内産フードデリバリーサービスが「menu」。
「menu」は服装や規約が比較的緩いフードデリバリーサービスで、出前館のような堅苦しい雰囲気が苦手な方に最適なフードデリバリーサービスです。
服装だけではなく配達バックも特に制限を設けられていないため、複数登録として非常に相性の良いサービスとなっております。
また「menu」ではマッハバイトを経由することで最低5,000円のキャッシュバックを獲得することが可能です。
そんなマッハバイトを通じて「menu」に登録する方法については、以下の記事で概要を紹介していますので興味がある方は参考にしてみてください。
anyCarry(エニキャリ)
シフト制を採用しており他社サービスより若干働き方が制限される代わりに、時給制度を採用しているため鳴らない季節でも稼げるサービスがanyCarry(エニキャリ)です。
anyCarry(エニキャリ)は完全成果報酬が採用されているUber Eatsや出前館と異なり、仕事依頼が無くても時給で稼げるのが最大の特徴。
そのため平日のランチタイム以外の昼間やディナータイム以降など、需要が少ない時間帯でも稼ぐことができます。
特にライバルとなる配達員が急増し、配達依頼が少なくなる閑散期との相性も抜群です。
出前館・Uber Eats・wolt・menuでのインボイス制度登録事情まとめ
最後に出前館・Uber Eats・wolt・menuでのインボイス制度登録事情について、まとめていきましょう。
- 出前館では2023年4月頃に送付されたメールにて、インボイス対応の有無確認の案内を実施
- インボイス制度は任意ですが、登録している・していないにも関わらず出前館では回答が必要
- 出前館では2023年9月29日までに回答がなければ、アカウントが一時停止になる
- Uber Eatsでインボイスに登録する場合は、ドライバーアカウントより登録
- Woltでインボイス制度に登録する場合は、案内メールに添付されたフォームから番号登録を行う
- menuでインボイス制度に登録する場合は、アプリのメニュー画面より「登録番号申請」の項目より情報を登録する
出前館・Uber Eats・wolt・menuでのインボイス制度登録事情が気になる方は、参考としてお役立て頂けたでしょうか。
巨額の資金調達に成功したことから、2022年より高額な報酬制度が採用されている出前館。
海外の他社サービスとの競争で、配達員の確保にむけて高額な報酬制度が打ち出されているのが現状です。
その他出前館に関する詳細は、以下の記事で概要を紹介していますので興味がある方は参考にしてみてください。