知人や友人もいないゼロの状態から活動した私が、フードデリバリーを始める前に教えて欲しかった内容を記載。
当記事を読むことにより、周囲の何も知らずに活動する人々より一歩前に出れるような内容となっております。
これから東京都の下町付近でのフードデリバリーを始める予定の方で、尚且つ周囲に気軽に相談できる相手が居ない方には特に参考になる資料に仕上げています。
そう願う方々の力に、当記事がお役に立てれば幸いです。
安定して稼ぐにはバイクの利用がおすすめ
フードデリバリーで副業を行う場合は、大半の方は特別な事情がない限りは自転車かバイクの2択を迫られます。
そこで安定的に稼ぐためには、結論から言うと最初はバイク(無い場合はレンタル)をオススメいたします。
大きな理由としては、自転車は異常に体力を消耗する為です。
痩せたい等の複利効果を得たい方や、サイクルスポーツLOVEなタフガイなら話は別ですが…
一般人には、最初の体作りで疲れ果てるので大きなロスが発生いたします。
また都内に設置されている電動自転車、通称赤チャリは以下の理由で利用をおすすめしません。
- バッテリー満タンの自電車を探さなければいけない
- 電車の運賃
以上の理由から稼ぐには非常に効率が悪いので、選択肢に入れない方が良いでしょう。
また配達パートナー用のアプリでは自転車とバイクでAIが分かれていると言われており、基本的にはバイクが鳴りやすいように設定されているとか。
更に同じバイクでも50ccと125ccで、配達距離のピックアップ率も違い排気量が大きい程稼ぎやすいとの噂も。
もちろん自転車でもゴリゴリ稼いでる人は存在しますが、一般人が同様にマッチョに活動できる再現性があるかと聞かれると正直微妙です。
下町で無駄なく稼ぐ為の具体的なエリアと立ち回りは?
結論から言うと江東区を極力避けて配達を行いましょう、理由としては大きく以下の2点が挙げられます。
- タワーマンションの集中する地区へと流されてしまうため
- 大型ショッピングモール内の加盟店ピックアップ
具体的に一点づつ、順を追って解説していきますね。
タワーマンションの集中する地区へと流されてしまう
江東区(特に南側)は、巨大な防災センター付きのタワーマンションが立ち並ぶエリアです。
この防災センター付きのタワーマンションが相当な曲者で、どれくらい曲者かを以下の9点で具体的に説明していきましょう。
- 大抵の場合は、入居者と業者用の入り口が分かれている。
- 入居者用のエレベーターは、カードキーで指定の場所をタッチしなければボタンが押せない仕様となっており上へ登れない。
- 業者用の出入り口を探すも、地下だったり2階だったりと非常に分かり難い場所に存在している。
- バイクが使えないタワーマンションの広い敷地を、徒歩でグルグル走り回る羽目になる
- 入り口を見つけた後に待ち構えてるのは警備室での受付、ここで簡単に氏名や必要事項を記入し仮入館証の発行を行う。
- 防災センター前、エレベーター前、到着階など3〜4重くらい施された無駄に頑丈なオートロックの解錠をお願いしなければならない。
- 何十階ものエレベーターを登り、ホテルのような長い廊下を歩いてお客様の元へ配達完了。
- 配達後、付近には加盟店がない立地なので次の配達依頼が鳴らない。
- そのため加盟店が集中する豊洲や銀座付近のエリアに戻るわけですが、結局そこから江東区のタワマンエリアへ押し戻され永遠に逃げれない
これが防災センター付きのタワマンの恐怖となります。
ダブルピックで1件目に受けてしまった場合は最悪ですね、2件目の配達はかなり遅れてしまうのでbad評価の覚悟が必要です。
大型ショッピングモール内の加盟店ピックアップ
江東区付近に多いのが、大型ショッピングモール内のピックアップです。
バイクだと自転車のように敷地内を自由に走り回れないので、駐車後に現地までの距離が遠い場合は結果として徒歩移動となります。
駐輪場が用意されてる大型ショッピングモールなら良いんですが有料だと最悪ですね、広い敷地を徒歩移動の上に駐禁の恐怖のオマケ付きです。
その為、効率がガクッと下がる結果へと落ち着いてしまう訳です。
バイク配送なら北区が意外とおすすめ
どうしても需要が強い江東区方面へ流されがちな、下町住民の配達員はどうすれば良いか…
結論から述べると赤羽駅付近を拠点とし、北区を中心に活動するのがオススメです。
この近辺は加盟店が多く、江東区のタワマンへ飛ばれず、ライバルとなる配達者も程々。
大型ショッピングモールも無く激坂が集中する立地から、利用者が多いという好条件が揃っているエリアです。
更に下町からアクセスし易いエリアで、西側の注文者が多いエリアなので東の郊外に流され難い特徴を持っています。
そのため意外と稼げるエリアとして、Uber Eatsのパートナーセンターでも知られてるそうです。(登録時にコッソリ教えてくれました)
欠点を挙げるとすれば、下町とは反対方面の練馬区へ飛ばされるので時折帰宅が大変なケースが挙げられる事でしょう。
因みに配達しているうちに文京区へ流され、東京ドーム加盟店が出現した時は要注意です。
東京ドームはバイク駐輪場が非常に分かり辛く、加盟店まで徒歩移動となるのでドームの敷地である外脇を走り回る羽目になります。
その2点を除けばピークタイムだけの活動だけでも、安定してそこそこの時給を叩き出す事が可能な筈です。
東京都下町付近で稼ぐためのコツ・立ち回りまとめ
対応サービスエリアも広がり、加盟店も増えている勢いに乗る各社フードデリバリーサービス。
ですが残念ながら、各社フードデリバリーは徐々に稼げなくなってきているのが現状のようです。
またUberやAmazonではドローンでの配達を開発しており、新たなテクノロジーに代替えされるのも時間の問題ではないかと予想されます。
ただし日本は規制が厳しいお国柄、適応されるには数年単位の時間がかかる事が想像できるのでいきなり来月から〜なんて事は考え辛い所。
そのため少しでも効率良く単価を上げて稼ぐのであれば、早めの行動が得する秘訣でしょう。
バイクの場合、ぶっちゃけ急ごうと道路上でアクセルを捻っても対して時間を短縮できません。
急いだ結果事故を起こしたり、警察に捕まる方が明らかに効率が悪いです。
配達パートナーとして時給を上げるためには、以下の3つを押さえるしかありません。
- いかに迷子にならないか
- いかに注文受付を途切れさせないか
- いかにスムーズに料理を受け取り・配達ができるか
対策としては「条件の良い立地で立ち回る」「料理受け渡しに時間がかかる場合はキャンセル」などの小技がありますが…
ぶっちゃけ運に左右される要素が多いので、配達パートナーにできる事はあまりありません。
「好きな時に自由に働ける」というメリットを活用し、自身で稼ぐ力を身に着けるスキルアップに利用する
というのが1番Uber Eats配達において、賢い働き方ではないでしょうか。
そんなフードデリバリーサービスの各比較については、以下の記事で概要を解説していますので興味がある方は参考にしてみてください。