こんな疑問や悩みをお持ちではないでしょうか。
結論として出前館は、2023年8月より報酬の改定により減額されます。
- 出前館で報酬が減額される詳細
- これからフードデリバリーで稼ぐための対策
- 同時登録におすすめのフードデリバリーサービス
以上の項目について解説しているので、出前館の報酬減額事情が気になっている方にピッタリな内容です。
出前館で報酬が減額される詳細
出前館の報酬減額に関する詳細について、以下の概要を深掘りしていきます。
- 2023年8月より基本報酬が減額
- 2021〜2022年の大規模キャンペーンの回収期間へ突入
- 他社サービスも報酬減額が続出
以上の内容について、順を追って解説していきましょう。
2023年8月より基本報酬が減額
出前館では基本報酬は以前までは以下の通り設定されていましたが、2023年8月より以下のように改訂されます。
- 一都三県600円、一都三県以外が550円
- 全国一律400円へ変更
出前館基本報酬が全国一律400円に
距離報酬をブーストに統合 pic.twitter.com/luLHCZp4jZ— noshift@フードデリバリー (@noshift_work) May 8, 2023
そのため、残念ながら今後は出前館で活動する際には、著しい報酬の下落が予想されるでしょう。
2021〜2022年の大規模キャンペーンの回収期間へ突入
出前館では2021年に、800億円に及ぶ巨額の資金調達に成功しています。
基本報酬が最高値を記録したスタートダッシュキャンペーンも、この調達した資金を元に運用が行われいたと想定されます。
さらに、出前館はUber Eatsへ対抗するため積極的に大物タレントを起用したCMを放映するなど、積極的に告知も行われました。
結果として調達に成功した800億円のうち、650億円は広告宣伝費に使用。
参照:日経経済新聞
その結果として3年連続の大幅な赤字を記録しており、2023年8月期には169億円を記録しています。
参照:日経経済新聞
今後はパンデミック明けのデリバリー需要低下や物価の高騰により、注文数の低下が予想されています。
他社サービスも報酬減額が続出
2023年にはUber Eatsでトリプル機能の実装による、実質報酬低下の新機能搭載といった導入が相次いでいます。
さらにmenuでは2023年1月31日に、報酬の計算式が変更され距離報酬が実質的に下がりました。
相次ぐ報酬の値下げラッシュが続いているため、フードデリバリー業界も徐々に旨味がなくなってきているのが実情です。
これからフードデリバリーで稼ぐための対策
相次ぐ報酬の減額に対して、フードデリバリーで今後稼いでいくための対策例についても紹介。
- 活動時間を長くする
- フードデリバリー以外の稼ぎ口を確保する
- 複数のデリバリーサービスへ登録する
以上についても、詳細を解説していきましょう。
活動時間を長くする
報酬が下がってしまった対策に対する一番の解決策は、活動時間を長くするという点です。
業務委託である出前館やUber Eatsは、一般的なアルバイトや社員と異なり残業という概念がありません。
そのため、時間を犠牲にできるだけ長く活動することで、減額された報酬の穴埋めを行うことが可能です。
フードデリバリー以外の稼ぎ口を確保する
フードデリバリーの減額に対して最も推奨したいのは、複数の稼ぎ口を確保するという手段です。
一例としては、以下のようなものが挙げられます。
- WEBライター
- WEBデザイン
- ブログアフィリエイト
- 動画編集
- YouTube
- 切り抜き動画チャンネル運営
- 築古不動産投資
以上のスキルは、活動する時間を自由に選べるフードデリバリーとの相性もピッタリです。
またこれらの収入口は収入の上限がないため、売れっ子になると爆発的な報酬の高さを期待できます。
複数のデリバリーサービスへ登録する
報酬低下に関する対策例として取り組みたいのは、複数サービスの登録です。
理由としては著しく報酬が低下した場合に、他社サービスへ逃げることできるため。
またインセンティブが発生するサービスのみ、一定時間で活動するといった使い分けが行えるのも複数サービス登録のメリットです。
余談ですがフードデリバリーでは、突然身に覚えのないアカウントの停止といったリスクに常に晒されています。
各フードデリバリーサービスは登録まで数日程度掛かる場所が殆どで、事前登録を済ませていなければ活動できるまでの数日分が無駄になることも。
同時登録におすすめのフードデリバリーサービス
出前館の報酬減額事情を解説したところで、他社サービスの事情に関しても簡単に解説していきます。
- Uber Eats
- wolt
- menu
- anyCarry(エニキャリ)
それぞれ順を追って紹介していきましょう。
Uber Eats
日本国内のフードデリバリーサービス先駆者であり、認知度トップの米国企業Uber Eats。
Uber Eatsでは新料金改定により自転車勢が300円報酬に引き下げられる中、バイク配達クルーの報酬に大きな影響が及んでいない印象です。
また他社サービスと異なり国内で長期間運営するノウハウを兼ね備えており、ピンズレなどのトラブルが年々改善傾向に。
2021年には徒歩配送サービスも開始し、リモートワークで運動不足気味の方とも相性が良好です。
加えて料理破損といった補償も手厚く、初めて配送を行う方には特に最適なフードデリバリーサービスとなっています。
これから副収入源を確保したい方に選択肢の一つとして優秀なサービスなので、一度も配送を行った事がない方はこの機会に登録してみても良いかもしれませんね。
その他Uber Eatsの詳しい詳細に関しては、以下の記事で概要を紹介していますので興味がある方は参考にしてみてください。
wolt
サービスの手厚さと高報酬で密かに高い人気を誇る、オシャレなロゴが目標となる北米生まれのフードデリバリーサービスが「wolt」。
元々は北欧を中心に展開するデリバリーサービスwoltですが、2021年より米国トップシェアのDOORDASHが買収。
woltブランドは継続しつつ日本国内で勢いを高める、今後注目のデリバリーサービスとなっています。
米国ではダッシュマートと呼ばれる独自コンビニを展開しており、フード以外の配送にも注力している世界企業です。
またwoltではツルハドラッグやCOSTCO等との提携も続々と行われており、双方の独自サービスから一気に拡大する可能性を秘めたサービスとなっております。
また地方エリアによってはUber Eatsや出前館を凌ぐ注文数を誇る地域も存在するため、フードデリバリーで活動するのであれば複数サービス登録の選択肢として検討してみては如何でしょうか。
menu
スマホゲーム開発事業を手掛ける「レアゾン・ホールディングス」が運営する国内産フードデリバリーサービスが「menu」。
「menu」は服装や規約が比較的緩いフードデリバリーサービスで、出前館のような堅苦しい雰囲気が苦手な方に最適なフードデリバリーサービスです。
服装だけではなく配達バックも特に制限を設けられていないため、複数登録として非常に相性の良いサービスとなっております。
また「menu」ではマッハバイトを経由することで最低5,000円のキャッシュバックを獲得することが可能です。
そんなマッハバイトを通じて「menu」に登録する方法については、以下の記事で概要を紹介していますので興味がある方は参考にしてみてください。
anyCarry(エニキャリ)
シフト制を採用しており他社サービスより若干働き方が制限される代わりに、時給制度を採用しているため鳴らない季節でも稼げるサービスがanyCarry(エニキャリ)です。
anyCarry(エニキャリ)は完全成果報酬が採用されているUber Eatsや出前館と異なり、仕事依頼が無くても時給で稼げるのが最大の特徴。
そのため平日のランチタイム以外の昼間やディナータイム以降など、需要が少ない時間帯でも稼ぐことができます。
特にライバルとなる配達員が急増し、配達依頼が少なくなる閑散期との相性も抜群です。
出前館の報酬減額事情まとめ
最後に出前館の報酬減額事情について、まとめていきましょう。
- 出前館は2023年8月より全国一律400円に報酬が改訂
- 3年連続の大幅な赤字を記録しており、2023年8月期には169億円を記録
- 投資した資金の回収を行うために、配達員の報酬減額の処置が行われたと予想
- 他社サービスでも、実質報酬低下の新機能搭載といった導入が相次いでいる
- 対抗手段は複数の稼ぎ口を確保
- 報酬低下に関する対策例として取り組みたいのは、複数サービスの登録
出前館の報酬減額事情に関して、参考としてお役立て頂けたでしょうか。
巨額の資金調達に成功したことから、2022年より高額な報酬制度が採用されている出前館。
海外の他社サービスとの競争で、配達員の確保にむけて高額な報酬制度が打ち出されているのが現状です。
その他出前館に関する詳細は、以下の記事で概要を紹介していますので興味がある方は参考にしてみてください。
また出前館の報酬減額に対する対策として、同時に登録を済ませておきたいのがWoltです。
さらにWoltでは直接注文者と配達員が対応を行わず、必ず間にサポートを介してやり取りが行われる安心感が抜群のデリバリーサービスとなっています。
また地方エリアによってはUber Eatsや出前館を凌ぐ注文数を誇る地域も存在するため、フードデリバリーで活動するのであれば複数サービス登録の選択肢として検討してみては如何でしょうか。