こんな疑問や悩みをお持ちではないでしょうか。
出前館では2023年12月以降、「あなただけに送信されたオファー」を拒否する配達員に対して配送完遂の評価低下を実施すると告知致しました。
そこで当記事では、実際に出前館でも活動している私が出前館の配送品質評価の低下事情について詳細を解説。
- 配送品質の評価基準の告知詳細
- 配達員に求められる今後の対策
- 同時登録におすすめのフードデリバリーサービス
以上の項目について解説しているので、出前館の配送品質の評価事情が気になる方にピッタリな内容です。
配送品質の評価基準の告知詳細
出前館の配送品質の評価基準に関する新たな告知に関して、以下の概要を紹介していきます。
- 12月以降は受諾率が配送品質に影響
- SNS上での反応
- 今後の出前館の展開予想
以上の内容について、順を追って解説していきましょう。
12月以降は受諾率が配送品質に影響
出前館では12月以降のオファーを拒否する配達員は、配達完遂の評価が下がることがあると11月末の配信メールで伝達されました。
対象となるのは『あなただけに送信されたオファー』で、受諾率により配送品質の評価に影響すると告知されています。
また12月以降の受諾率による評価の反映は、2024年の2月から開始されます。
そのため、今後『あなただけに送信されたオファー』を拒否した場合、何かしらのペナリティに繋がる恐れがある点に注意しましょう。
SNS上での反応
出前館が改悪。。
あなただけのオファーは誰も取らない遠くの注文とか鳴ること多い。。
自転車でそんなの取るわけ無い。
取らなかったら評価下がって、取っても配達遅延で評価下がる罠 pic.twitter.com/yQqRoFfPI8— 配達員X (@haitatsuinx) November 29, 2023
僻地出前館、現在はほとんどの案件は受託してるものの
5kmピックとかきつめの案件は1000円超えてたりしてストレスがない。
だけどこれから受託率が評価に響くとなればヤバイ案件の単価があがりにくくなりそう
今まで遠い奴は単価あがってるのを見守ってたけど
拒否ってオフラインにするようになる— ウーバーやまだカン🚲大阪🐸🥫🦌📕🪫 (@UberYamada) November 29, 2023
出前館、どんな酷い依頼でもロボットみたいに受諾しないと配達評価下げるって流石に横暴じゃないか pic.twitter.com/1qYUMrE0QZ
— 冬のゲッソー (@jbo_mu) November 29, 2023
🥫2月より「あなただけに送信されたオファー」の受諾率が配達品質評価に含まれることに。
自分オファー拒否しまくると評価落ちて鳴りにくくなる可能性があるってことか。無駄拒否減るのは良さそうだけど🥫専業を増やしたい狙いもある? pic.twitter.com/vUO9G4sKyQ
— とみ壱 (@UETJUBER) November 29, 2023
出前館、案件の受諾率が低いと配達員を干すと話題。社会通念的には、依頼しても常に受けない人がいたら仕事を減らすのは常識範囲かな。
受諾率が低いと、体感的に干されてるかもと配達員に想像させるUberと器の違いが顕在化した格好。
未マッチキャンセル率は改善したので次に進めたとも読める。
— オオハシーズ (@macaroni1980) November 30, 2023
SNS上ではマイナスへの仕様変更により、不満の声が続出しています。
出前館の『あなただけに送信されたオファー』は、周囲の配達員との早押しではありません。
出前館ではUber Eatsのように待機時間の調整金がつかないため、待ち時間が多いほど損する仕組みを採用しています。
ただし、全ての注文が割に悪いわけではなく、自身の現在地などによっても条件が異なるため、自身の状況を考慮した受諾が求められるでしょう。
今後の出前館の展開予想
今回の仕様変更は、雨天や長期連休など注文が殺到するタイミングの配送遅延による苦情をできるだけ減らすための施策だと想定されます。
特に雨天など配達員の数が激減するタイミングは、注文数に対して配達員の数が追いつかないケースも珍しくありません。
配送品質・受諾率の評価低下によるペナリティは現在では告知されていませんが、今後何かしらの対策実施も予想されるでしょう。
全てのオファーを拒否するなど、悪質なアカウントを特定し停止といった施策も今後予想されます。
配達員に求められる今後の対策
出前館の配送品質評価に関する概要を紹介したところで、今後の配達員に求められる対策例を紹介していきます。
- Uber Eatsとの二刀流を主軸に活動する
- 活動地域によりWoltやmenuを使い分ける
- 別収入源の確保を開拓する
- フードデリバリーは複数サービスの登録が必須!
以上についても、詳細を解説していきましょう。
Uber Eatsとの二刀流を主軸に活動する
出前館の配送品質の評価に対する対策は、国内トップシェアを誇るUber Eatsと併用した二刀流での活動です。
理由としては活動サービスを分散させることで、『あなただけに送信されたオファー』の出現率を下げることができるため。
そこでUber Eatsと併用し、交互にオンラインにして時間を分散させることで配送品質の評価低下を目論むことができるでしょう。
また閑散期に同時オンラインで受注確率を上げたり、Uber Eatsでは旨味の少ないクエスト消化後に出前館で立ち回ったりするなど、二刀流は柔軟な活動が可能です。
Uber Eatsでは1週間での配送回数が多すぎると翌週のクエストハードルが上がるため、ちょうど良いクエスト回数に調整する避難先としても出前館を活用できます。
活動地域によりWoltやmenuを使い分ける
フードデリバリーはサービスごとによって、大きくシェアを獲得している地域が異なります。
例えばUber Eatsは首都圏・地方都市中心部で最も高いシェアを獲得しているのに対し、出前館は年配者が多い郊外地域での注文が多い印象です。
そのため、自身の活動地域によって他社サービスを使い分けるのも、今後配達員が取り組みたい施策の1つでしょう。
別収入源の確保を開拓する
好きな時間・好きなタイミングで活動ができる出前館やUber Eatsといったサービスは、会社員と異なり自身の時間を確保しやすい仕事になります。
そこで検討したいのは、確保した時間でスキルアップを図りフードデリバリー以外の収入源確保を目指すリスクヘッジです。
配達員と同時に復業として別の収入源を確保することで、サービスに依存しない働き方を実現できます。
一例としては、以下のようなものが挙げられます。
- Webライター
- ブログアフィリエイト
- YouTube
- 動画編集
- WEBコンテンツ販売
- FX
- AIツール活用ビジネス
- 築古不動産投資
それぞれ稼げるまで一定の時間確保が必要という条件があるため、会社員と異なり自身の時間を活動しやすい配達員は積極的に挑戦したいビジネスでしょう。
フードデリバリーは複数サービスの登録が必須!
出前館の配送品質に関する評価のように、フードデリバリーは突如の仕様変更が頻繁に発生します。
そこで対策として事前に検討したいのは、事前の複数サービス登録を済ませておくことによるリスクヘッジです。
配達員に不都合な仕様変更が実施されても、サービス自体の利用を変えることで避難できます。
加えてフードデリバリーでは、突然身に覚えのないアカウントの停止といったリスクに常に晒されています。
各フードデリバリーサービスは登録まで数日程度掛かる場所が殆どで、事前登録を済ませていなければ活動できるまでの数日分が無駄になることも。
同時登録におすすめのフードデリバリーサービス
出前館の配送品質評価に関する事情解説したところで、他社サービスの事情に関しても簡単に解説していきます。
- Uber Eats
- wolt
- menu
- anyCarry(エニキャリ)
それぞれ順を追って紹介していきましょう。
Uber Eats
日本国内のフードデリバリーサービス先駆者であり、認知度トップの米国企業Uber Eats。
Uber Eatsでは新料金改定により自転車勢が300円報酬に引き下げられる中、バイク配達クルーの報酬に大きな影響が及んでいない印象です。
また他社サービスと異なり国内で長期間運営するノウハウを兼ね備えており、ピンズレなどのトラブルが年々改善傾向に。
2021年には徒歩配送サービスも開始し、リモートワークで運動不足気味の方とも相性が良好です。
加えて料理破損といった補償も手厚く、初めて配送を行う方には特に最適なフードデリバリーサービスとなっています。
これから副収入源を確保したい方に選択肢の一つとして優秀なサービスなので、一度も配送を行った事がない方はこの機会に登録してみても良いかもしれませんね。
その他Uber Eatsの詳しい詳細に関しては、以下の記事で概要を紹介していますので興味がある方は参考にしてみてください。
wolt
サービスの手厚さと高報酬で密かに高い人気を誇る、オシャレなロゴが目標となる北米生まれのフードデリバリーサービスが「wolt」。
元々は北欧を中心に展開するデリバリーサービスwoltですが、2021年より米国トップシェアのDOORDASHが買収。
woltブランドは継続しつつ日本国内で勢いを高める、今後注目のデリバリーサービスとなっています。
米国ではダッシュマートと呼ばれる独自コンビニを展開しており、フード以外の配送にも注力している世界企業です。
またwoltではツルハドラッグやCOSTCO等との提携も続々と行われており、双方の独自サービスから一気に拡大する可能性を秘めたサービスとなっております。
また地方エリアによってはUber Eatsや出前館を凌ぐ注文数を誇る地域も存在するため、フードデリバリーで活動するのであれば複数サービス登録の選択肢として検討してみては如何でしょうか。
menu
スマホゲーム開発事業を手掛ける「レアゾン・ホールディングス」が運営する国内産フードデリバリーサービスが「menu」。
「menu」は服装や規約が比較的緩いフードデリバリーサービスで、出前館のような堅苦しい雰囲気が苦手な方に最適なフードデリバリーサービスです。
服装だけではなく配達バックも特に制限を設けられていないため、複数登録として非常に相性の良いサービスとなっております。
また「menu」ではマッハバイトを経由することで最低5,000円のキャッシュバックを獲得することが可能です。
そんなマッハバイトを通じて「menu」に登録する方法については、以下の記事で概要を紹介していますので興味がある方は参考にしてみてください。
anyCarry(エニキャリ)
シフト制を採用しており他社サービスより若干働き方が制限される代わりに、時給制度を採用しているため鳴らない季節でも稼げるサービスがanyCarry(エニキャリ)です。
anyCarry(エニキャリ)は完全成果報酬が採用されているUber Eatsや出前館と異なり、仕事依頼が無くても時給で稼げるのが最大の特徴。
そのため平日のランチタイム以外の昼間やディナータイム以降など、需要が少ない時間帯でも稼ぐことができます。
特にライバルとなる配達員が急増し、配達依頼が少なくなる閑散期との相性も抜群です。
出前館の配送品質評価に関する事情まとめ
最後に出前館の配送品質評価に関する事情について、まとめていきましょう。
- 12月以降のオファーを拒否する配達員は、配達完遂の評価が下がることがある
- 対象となるのは『あなただけに送信されたオファー』で、受諾率により配送品質の評価に影響/li>
- ほぼ全ての配達依頼を拒否する配達員の影響により、商品配送の遅延が発生していることが導入理由
- 12月以降の受諾率による評価の反映は、2024年の2月から開始
出前館の配送品質評価に関する事情が気になる方は、参考としてお役立て頂けたでしょうか。
巨額の資金調達に成功したことから、2022年より高額な報酬制度が採用されている出前館。
海外の他社サービスとの競争で、配達員の確保にむけて高額な報酬制度が打ち出されているのが現状です。
その他出前館に関する詳細は、以下の記事で概要を紹介していますので興味がある方は参考にしてみてください。