こんな疑問や悩みをお持ちではないでしょうか。
免税事業者でも、実質消費税を払う必要が出てくるインボイス制度。
フードデリバリー配達員にもインボイスの影響があるのか、気になっている方も多いのではないでしょうか。
そこで実際に専業フードデリバリー配達員として活動している私が、インボイス制度の影響・対策について詳細を解説。
- そもそもインボイス制度とは
- インボイス制度が配達員に与える影響・対策
- 稼ぎ切るために同時登録におすすめのサービス
以上の項目について解説しているので、インボイス事情が気になっている方にピッタリな内容です。
そもそもインボイス制度とは
インボイス制度について、以下の概要を深掘りしていきます。
- インボイス制度の概要
- フードデリバリー配達員は実質報酬下落
- いつからインボイス制度は始まる?
以上の内容について、順を追って解説していきましょう。
インボイス制度の概要
インボイス制度とは凄く簡単に説明すると、今まで免除だった消費税を個人事業主でも納税する義務が発生する制度です。
元々事業主は年間の売り上げ1,000万円未満では、消費税は免除されていました。
ですがインボイス制度が導入されることにより、報酬の支払いに消費税の納税登録番号が記載された請求書などが必要になります。
ただし年間1,000万円の売り上げを超えるガチ勢は、以前同様消費税を納めることになるため変動はありません。
フードデリバリー配達員は実質報酬下落
結論としてインボイス制度の導入により、フードデリバリーの報酬は下がります。
理由としては単純で税金が増えるためで、今まで免除されていた消費税を納める必要があるため。
例えば年間300万円の年収の場合、毎年およそ20〜30万円の税金が消費税として納める税金が増加します。
いつからインボイス制度は始まる?
インボイス制度が施行されるのは、2023年10月からです。
そのため2023年より「登録番号」が必要になるため、2023年にはフードデリバリー各社よりアナウンスが行われる事が予想されます。
売り上げ1,000万円を超えるフードデリバリーの個人事業主は稀なのに、インボイス制度が騒がれていない点が不思議で仕方ありません。
インボイス制度が配達員に与える影響・対策
インボイス制度が配達員に与える影響や対策について、以下の2点を深掘りしていきます。
- クラウド会計ソフトの導入検討を
- インボイス制度の対策
以上についても、詳細を解説していきましょう。
クラウド会計ソフトの導入検討を
インボイス制度の導入により、フードデリバリー配達員は今後各社プラットフォームが発表する形式に従う必要があります。
ですが正確に決定していない会社が大半なので、今後請求書が必要になった場合にはいきなり対応を余儀なくさせられる場合も。
そこで対策として検討したいのが、クラウド上で税理を管理できるクラウド会計ソフトの利用です。
毎年変更になった税制度に対応できるクラウドタイプの会計ソフトなので、毎月アップデートされたソフトを利用できるのが最大の魅力。
インボイス制度の対策
フードデリバリー配達員が今からできる対策としては、まずは個人事業主の開業です。
理由として個人事業主の開業を行なっていなければ、インボイスに必要な個人番号が発行できないため。
また個人事業主として登録を済ませておくことにより、控除などの制度が利用できるので開業していない方は今のうちに手続きを済ませておきましょう。
個人事業主の開業届に関する概要は、以下の記事で詳細をお伝えしておりますので興味がある方は是非参考にしてみてください。
またインボイス制度に関する情報は、各フードデリバリーサービス公式からアナウンスされる可能性が非常に高いため今後とも要チェックでしょう。
また余談ですがフードデリバリーでは、突然身に覚えのないアカウントの停止といったリスクに常に晒されています。
各フードデリバリーサービスは登録まで数日程度掛かる場所が殆どで、事前登録を済ませていなければ活動できるまでの数日分が無駄になることも。
そのため事前に登録できる全てのサービスで本人確認を行い、いつでも活動できる体制を整えておくのもおすすめですよ。
稼ぎ切るために同時登録におすすめのサービス
インボイスの事情を解説したところで、同時登録におすすめな他社サービスの事情に関しても簡単に解説していきます。
- 出前館
- wolt
- menu
それぞれ順を追って紹介していきましょう。
出前館
LINEを始めとした企業各社から合計800億円の資金調達に成功し、2021年より高額報酬で配達員を囲い込んでいるのが出前館。
出前館では1回あたりの高額報酬が魅力で、過去に開催されていたキャンペーンでは配達1件あたりの単価が最高額という驚愕の報酬額が発生していました。
調達した資金を用いて不評の配送アプリ改善を行うなど、日々改良が行われている今後の動きにも注目のフードデリバリーサービスでしょう。
さらに詳しい詳細は以下の記事で概要を解説していますので、興味がある方はご参考ください!
wolt
元々は北欧を中心に展開するデリバリーサービスwoltですが、2021年より米国トップシェアのDOORDASHが買収。
woltブランドは継続しつつ日本国内で勢いを高める、今後注目のデリバリーサービスとなっています。
米国ではダッシュマートと呼ばれる独自コンビニを展開しており、フード以外の配送にも注力している世界企業です。
またwoltではツルハドラッグやCOSTCO等との提携も続々と行われており、双方の独自サービスから一気に拡大する可能性を秘めたサービスではないでしょうか。
woltとDOORDASH(ドアダッシュ)の共に、マッハバイトを経由すると5,000円のキャッシュバックを獲得する事が可能なので登録がまだの方は是非利用を検討してみては如何でしょう。
menu
スマホゲーム開発事業を手掛ける「レアゾン・ホールディングス」が運営する国内産フードデリバリーサービスが「menu」。
「menu」は服装や規約が比較的緩いフードデリバリーサービスで、出前館のような堅苦しい雰囲気が苦手な方に最適なフードデリバリーサービスです。
服装だけではなく配達バックも特に制限を設けられていないため、複数登録として非常に相性の良いサービスとなっております。
また「menu」ではマッハバイトを経由することで最低5,000円のキャッシュバックを獲得することが可能です。
そんなマッハバイトを通じて「menu」に登録する方法については、以下の記事で概要を紹介していますので興味がある方は参考にしてみてください。
Uber Eats・出前館配達員のインボイス制度対策まとめ
Uber Eats・出前館配達員のインボイス制度に関する概要が気になっている方は、参考としてお役立て頂けたでしょうか。
好きな時間に、好きなタイミングで働くことが可能な画期的なサービスを生み出したUber Eats。
高い認知度による安定した仕事の受注数が魅力で、フードデリバリーで稼ぐには登録は必須とも言えるサービスです。
インボイスで稼ぎ切るのであれば、今のうちに登録を済ませて早めに活動するのがおすすめですよ。
登録自体は完全に無料なので、まずはUber Eatsの登録を済ませ利用感を確かめた後に他社サービスの利用を検討してみては如何でしょうか。
その他Uber Eatsの詳しい詳細に関しては、以下の記事で概要を紹介していますので興味がある方は参考にしてみてください。